【アニメ感想】ダーリン・イン・ザ・フランキス 最終回感想・総評 どうしてこうなった・・・

アニメ ダーリン・イン・ザ・フランキスが最終回を迎えたので感想を書きたいと思います。作品のネタバレを含みますのでご注意ください。

予想の域を超えられなかった最終回

まずは最終回の感想ですがまとめると「地球の皆は産めや増やせでかつての文明を復興させてヒロとゼロツーはラスボスと相打ちになって未来の地球に転生」って話だったわけですがこれ正直言って視聴者の予想する最もベタなエンディングだと思うんですよ。

別にベタなのが悪いわけじゃないんですけどね。ここまで超展開に超展開を重ねて来た作品が最後になってありきたりな結末を終えるっていうのがなんとも・・・。これなら最後にヒロとゼロツーが戻ってきて叫竜じゃなくてアパスで地球再生の大団円エンドでもよかったんじゃないかと思ってしまいます。

もっと言うと最後のVIRMの「私たちは滅びたわけではない」のくだりいりましたかね?別に悪は滅びた!完!でもよかったんじゃないか。

地球組に関してはここまでがっつりエピローグに尺取るとは思ってませんでしたがその分丁寧に描写されてよかったと思います。というか最終回はヒロとゼロツーの方がおまけと思わなくもない。

全体の感想

この作品を一言で「面白かった」とか「つまらなかった」で表すのは非常に難しいと思います。序盤は間違いなく面白くて中盤は展開の遅さから失速気味、そして最後に光の速さで吹っ飛んでいく超展開を見せたわけですが別に終盤もつまらないとは思いませんでした。

何というか終盤の流れは「薄い」んですよね。展開が早すぎて感情移入する暇もなく終わった感じ。何故そうなってしまったのかをちょっと考えてみたいと思います。

要素を詰め込みすぎた

この作品最大の問題は間違いなくこれだと思いますね。「ダーリン・イン・ザ・フランキス」においてのテーマ、要素を軽くまとめてました。

・男と女

・恋愛

・生殖、出産

・大人と子供。子供の成長

・荒廃した地球

・ディストピア。ディストピアからの解放

・ロボット

・謎の怪物との戦い

・地底人、古代人

・宇宙からの侵略者(インベーダー)

はい、どう考えても多すぎですね。

この一覧で言うとディストピアからの上のテーマで近未来SFアニメが一本。ロボットから下のテーマでロボットアニメが一本作れる内容です。

しかもダリフラはこれに「人工的に生み出された人間」っていう前提の上で人間関係を描かないといけないので完全にテーマの重量過多になっていると思います。

特に叫竜=古代人のくだりの処理の雑さは目にあまりますね。1話で説明済ませて次の話ではもう叫竜の姫を吸収して味方化って・・・。




結局このアニメは何がやりたかったのか

最終回までみた感じこのアニメの全編通してのテーマって「愛」だったのは間違いないですよね。だからこそ特にミツルとココロのエピソードに3,4話も使ったわけです。

問題はこの作品におけるディストピア的な世界設定もフランクスも叫竜もVIRMも全部「愛」を描くための材料に過ぎないということ。

ロボットだの怪獣だの宇宙人だのってそれをメインに据えるのが基本の「重いテーマ」なんですよね。

愛+ロボットっていうとアクエリオンを思い出しますがあれもあくまで「愛をテーマにしたロボットアニメ」であって決して「ロボットをテーマにした恋愛アニメ」ではないわけです。

逆にダリフラは正に「ロボットとかディストピアとか怪獣とか宇宙人とか色々盛り込んだ恋愛アニメ」なんだと思います、多分。

なので制作側が見て欲しいのはヒロとゼロツー達の人間関係とか愛のカタチであってVIRMやら叫竜やらロボットやらは添え物でしかないわけです。

だからダリフラをロボットアニメだと思って見てる人からすればロボットは全然出てこないし突然敵が宇宙人になるし何だこのアニメは・・・ってなるんだと思います。

だからといって恋愛アニメとして見れば展開に納得できるかと言われれば微妙ですが・・・。

まとめ

先述した通り一言でいえば「これはロボットアニメではなかった」ってことですね。私は最終話まで見て気付きました。(悲しみ)

キャラが全体的に魅力的だっただけに非常に惜しいと思わずにはいられませんね。普通のロボットアニメを作ってくれればよかったのに・・・。

TRIGGER独特の勢いがあるシーンは見所はあったんですけどね。真アパスを初めてみた時はリアルに「ブフォw」って噴出しました。フィギュア出たら買う。

私は同じTRIGGER製作のキルラキルが一番好きなアニメの一つっていうくらい好きだったのでダリフラには期待していたのですが残念ながら大きく期待を下回る結果になりました。

ただまぁなんだかんだ言いつつ最後まで見続けたのはそれなりに面白いと思っていたからだとは思うのでTRIGGERの次回作をまた期待して待つことにします。

以上、ダーリン・イン・ザ・フランキス 感想・総評でした。

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