【ネタバレ】ドリフターズ6巻感想 圧倒的すぎる黒王軍

ドリフターズ6巻の感想です。

5巻から実に二年半ぶりの最新刊でぶっちゃけ5巻がどこで終わったか忘れかけてたので読み直し。

前回はいよいよ逃げ場がなくなった人類対黒王軍の決戦が始まる直前まででした。

第60幕

前回ラストで自分がこの世界に来た意味を悟ったような豊久に紫はご立腹の様子。

「この世に運命などない 宿命などない さだめなどありはしない」

紫はやはりドリフが好き勝手に行動して生まれる混沌とした状況を望んでるみたいですね。勝手に自分の死に場所を悟られても困る。

一方信長は人間軍総出で穴掘り中。長篠の戦いの再現、野戦築城である。具体的に言うとひたすら穴を掘りまくって人工的に斜面を作り柵と土嚢で固めた即席の要塞作り。

黒王軍はまともな拠点を持たず、兵站を黒王の力のみに頼る個軍。個軍は一度負けたら再建不可能な為ここで勝てば終わらせられると言う信長。

ドリフターズ 6巻

そしてついに黒王軍が姿を現し、戦がはじまる。

・・・これファンタジー要素ほぼ皆無の人間軍で勝てるの?

第61幕

攻め入ってきた黒王軍に立ちふさがる信長の「城」。しかし黒王軍の軍師は明智光秀。信長の手の内は知られている。

一方で土方は苛立っていた。新選組の亡霊を呼び出して従える土方だが沖田、斎藤、井上、そして近藤等の親しい人物たちは呼び出しても出てこないらしい。

「俺が廃棄物になったから怒ってんのかよう勇さんよ」

土方の呼び出してる亡霊は本物の亡霊なのか土方のイメージ的なものかどっちなんでしょうかね。

そしてついに黒王軍の鎧巨人が最初の壕へと攻め込んで来る。

ドリフターズ 6巻

負ける気はない、でも負ける時は負けるし死ぬときは死ぬ。実に豊久らしいセリフ。

第62幕

迫りくる鎧巨人に浴びせられる大量の銃弾。しかし種子島の威力では青銅竜の鱗からつくられた青銅の鎧を貫けない。

そこで作戦を変更して巨人を狭い壕におびき寄せて戦うことに。

巨人に対して火炎瓶やら爆薬やらショットガンで戦う豊久とドワーフたち。

ドリフターズ 6巻

攻撃魔法とか気の利いたものはないけど火薬はあるんだよ火薬は。

第63幕

ドワーフ達の活躍によって先陣の巨人たちは倒した。

しかしそんなことは問題にならない大軍の本隊が攻めてくる。

信長は相手の軍の動きを見て明らかに相手の指揮官が変わっていることに気付く。

「俺はこの感じを知っている!!」

双眼鏡で相手の指揮官である光秀を見つける信長。

ドリフターズ 6巻

2ページ使ってめっちゃブチギレる信長。フィクションの信長で光秀にここまでマジギレする信長は珍しいかもしれない。

特に息子の信忠を殺されたことが勘弁ならない様子。

そんな信長に対して

「お前の息子は死にざまにまるで端女のように泣いていたぞ」

光秀の信長に対する憎しみもハンパではない。

第64幕

光秀の挑発に対して黙り込む信長。

本当に怒ると沈黙するタイプらしい。こわい。

そこへ戻ってくる豊久だが明らかに様子のおかしい信長を見て顔面キック。

ドリフターズ 6巻

しまづはもっとこわい。さり気にドワーフもアシストしている・・・・。

「笑えい 無理んでもいつもの糞下卑に笑えい」

いつもの調子に戻った信長、晴明や与一も出陣して本格的な戦がはじまる。








第65幕

ドラゴンvs与一

矢ではドラゴンの鱗の表面に刺さる程度でダメージを与えられない。

そんな相手に与一は脳天に3連続継矢を当てて脳天を貫く。

「この矢はづさせたまふな」

空飛んでるドラゴン相手に3連続同じ場所に当てるとかもはや人間じゃねぇ。ゲンジバンザイ。

一方で晴明は陰陽術でドラゴンを捕縛することに成功する。流石人間軍唯一のファンタジー要素十月機関。

そこへ現れた豊久が総大将なんだから馬がないのはおかしい。馬上にいてこその対象だから捕縛したドラゴンに乗ると駄々をこねだす。竜を制御する為に晴明を一緒に乗せられることに。「うわあどうしよう このひとあたまがおかしいよ」

ドリフターズ 6巻

ドラゴンライダー島津豊久誕生である。ついでにドラゴンライダー安倍晴明も誕生してる。

一方皆が戦っている中戦場を眺めるハンニバル

「なーんで向こうのお山にはいかんのじゃろ 嫌な予感がするのう」

第66幕

ドラゴンライダー豊久&晴明の活躍と射撃陣地からの種子島掃射で優勢に事を運ぶ人間軍。

しかし光秀にしてはあまりに手緩いやり方に違和感を感じる信長。

「これはーもうーダメかもしれんの」

既に先を悟っているハンニバル。

難民軍を束ねる公子が守る右陣地ではラスプーチンが裏工作を行っていた。

「今こちらに転べばあなた方の祖国を助けてやろう」

嘘だとわかりきっているが溺れる者は藁をもつかむ。公子が反対しても既に周りの将達は寝返るつもりでいる。

ドリフターズ 6巻

オルテでのことをまだ根に持ってるのか。見た目通り執念深い。

第67幕

寝返りに気付いた信長たちだが時すでに遅し。

「俺はどこから何をしくじった!?」

そんな信長にお前は何もしくじっておらんと言う豊久。

所詮は寄せ集め、完璧な統制など取れようはずもない。

何とか難民軍への備えをしようとする信長だがこのタイミングで廃棄物達が一斉に攻めてくる。

「こん戦ば負けじゃあ」

もはや勝ち目無しと撤退を決める豊久。

ドリフターズ 6巻

「さだめなどない!思考を自動化するな!魂を自動化するな!」

生前(?)の焼き直しをしようとする豊久を見て怒る紫。

廃棄物勢の特殊能力が強すぎる・・・。漂流者と差がありすぎない?

第68幕

総大将が殿などありえないと言う信長だが豊久は聞き入れない。

「おいはただの戦餓鬼。おいは総大将ではなか」

信長に後の事を託して死地へ向かう豊久。その姿をを見て豊久は最初からこの世界での死に場所を求めていた事に気付く与一。

豊久を見送りにハンニバルもやってくる。

「死ぬんか」と問うハンニバル。

ドリフターズ 6巻

ハンニバル完全復活きた!?

完全に死期を引き延ばすだけの撤退だけどまさかこの絶対絶命からまだ巻き返せるのか・・・。

そしてドワーフ達の一部も豊久と共に殿を務めると言う。

「父上 おじ上 この地にも薩摩兵子がおりました」








第69幕

殿でありながら敵へ突撃していく豊久達。

相手は統率のまともに取れていない軍ゆえに自分達が黒王へ突っ込んでいけば血眼でこちらを殺しに来る。その間に信長達は逃げ延びることができる。

ドワーフ達と笑いながら死地に突っ込んでいく豊久を眺める土方。

ドリフターズ 6巻

自分の最期を思い出しながら素直にうらやましいと思う土方。

実際ここの豊久とドワーフ達は死ぬほど楽しそうである。

第70幕

ひたすらコボルトやオーク達を斬りすてながら進む豊久達。

豊久の思惑通り現場の指揮官がまともにいない黒王軍はひたすら豊久達に食い下がって来てその間に信長達は撤退していく。

高台の信長達へ最後の別れをする豊久達。

ドリフターズ 6巻

敵陣の真っただ中で死のうとしている人間のテンションではない。狂気の沙汰みたいなシーンだがちょっと泣きそうになった。

一人また一人と脱落していきとうとう残るはドワーフ一人と豊久のみ。そして満身創痍の豊久の前に土方が現れる。

第71幕

「決着をつけようか」

土方はそう言うが豊久はもう武器も失い立ち上がることもできない。自刃したいから脇差を貸してくれという豊久。

「誰が貸すか なますに刻んでやる」

「うんまぁ・・・合戦じゃものな しかたがない」

死の間際まで潔い豊久に苛立ちながらも止めを刺そうとする土方に今まで一度も呼び出せなかった沖田の声が聞こえる。

「そいつを斬ればもう新選組が戦う武士はいなくなるよ」

そして最後に近藤の姿が現れたと思ったら新選組の亡霊たちが全て消えていく。

いつまでも止めを刺さない土方の代わりに豊久を殺そうとする兵士たち。しかし土方はその兵士を斬り殺す。

「てめぇら何を勝手にしていやがる」

これはお前を殺すのは俺だ!パターンで土方味方化か。もしかしたら亡霊が消えたのは廃棄物じゃなくなったからとかだろうか。

ドリフターズ 6巻

そして一方ではもう一人の新選組が戦場へと向かっていた。

感想

というわけで待ちに待ったドリフターズ6巻でしたがまさかの敗北。正直廃棄物がチートすぎて負ける気しかしなかったけど敗因はまさかの裏切り。まぁ烏合の衆なんてこんなもんだよねって話。

そして豊久の特攻についに土方さんのデレ期(?)が来る。しかしどう考えてもこっから土方が味方についたところで豊久が生きて帰れる未来がなさそうなんですがどうするんでしょうか。絶賛死にかけ中だし。

ばかやろうこのやろうさんがついに参戦して来ましたがぶっちゃけ遅すぎる感がしなくもない。しかしこの人が来たってことはスキピオも来るのでは?亜人軍の増援を引き連れて登場かな。

となるとやっぱり逆転の芽はハンニバル&スペキオの最強戦略家コンビか?なんかノブの影が薄くなりそう。

次巻は短くても1年半くらい後か・・・。10巻までには完結しそうですがあと何年くらいかかるかな。

以上、ドリフターズ6巻の感想でした。

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